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その日まで
今年の夏休みも明日で終わり。
子どもたちの宿題はとりあえず終わっているようなので、無事に二学期を迎えられそうでほっとしているMinoriです。

今年の夏休みは、久しぶりに実家で家族が全員集合することができた。妹と自分と両親がちゃんとそろったのって5?6年ぶりくらいではないだろうか。その、「そろった」のもたったの一日だったわけだが、子どもたちが寝た後に両親から私たちに「これからのこと」について話しがあった。年老いた両親の「これから」とはつまり、「死んだときのこと」なのである。
家や土地の権利書とともに、何かの共済のパンフレットを出してきて、「どこそこの畑は農地になっているので水利権がどうのこうの・・・」とか、「(父か母のどちらか)後に亡くなった方の葬式はこの共済でまかなってくれ。後に残った方は老人ホームに行くからね」とか、「父方の祖父母のお墓は**寺に預けることにしたので、もしもお参りがしたくなったらそっちへ行ってくれ。それをやると親類に何か文句言われるかもしれないけど、言われたらお宅でお墓の面倒みてくれって言ってくれていいよ」とか、「自分たちはロッカーみたいなところに納骨するタイプのお墓を選んだので、お参りするときだけ出してもらうやつねb」とか、「死んだときの連絡は、この親類とこのお友だちとこのお友だちにしてくれたら必要なところへ知らせてもらえるから」とか・・・まあ、自分たちの最後の時のための準備を着々と進めているのですね・・・ということがしっかりと伝わった。祖父母や両親のお墓についての選択を聞かされたときには、自分も妹も親元を遠く離れていることが本当に悲しくなってしまった。田舎に帰ればそこに、おじいちゃんやおばあちゃんのお墓があって・・・というのを当たり前のように感じていたけれど、でも、それって誰かがお墓の面倒をみてないと当たり前のことじゃないんだなぁということをひしひしと感じた。正直、私自身にそういう話を聞く精神的余裕がほとんどない状態で帰省していたので、聞いていて気が遠くなるというか、後にして・・・という気持ちにもなったけれど、「しんどいと思うけど、こうやってみんながそろうのは次はいつかわからないから話させてね」と、「そのとき」のための準備について聞かせてくれた。私や妹が困らないように、いろんなことを考えてくれているんだなぁとありがたくも思い、遠くにいて何もできない自分を悲しくも思ったのだった。

そんな話の後は、父が新しくプリンタを買ったんだ?と言ってうれしそうに白黒写真を何枚か出してきた。なんと、私が幼稚園の頃だと思うのだけれど、石鎚山に登ったときの写真を何枚か印刷してくれた(石鎚山というのは四国最高峰なのだが、私は2歳の時から登っているらしい。もちろん、最初は父に背負われてだったのだが、幼稚園の時には自分の足で登っていた。それも、たた?っと先に走って行っては戻ってきて「みんなまだ??」と言って、また先にたた?と走っていって・・の繰り返しだったらしいから、他人の2?3倍は歩いていたようだw)。ネガから印刷できるから、古い写真も出せるんだよ!と父は得意満面だったけれど、何十年も前の自分の顔、それも笑顔ではなく、かなりふてくされた顔を見るのはなんとも^^;・・・ アルバムの写真などは小さくて古びていて、なんだかよくわからないのだけれど、新しく大きな版でプリントされた自分の子ども時代の顔はまあ・・・ありがたくいただいたけれど、苦笑いとともにその頃の思い出が蘇ってきて複雑なものだったw それから、両親がこの15年くらいの間に出かけた海外旅行の写真を見せてもらった。これまでにももちろん、何度も見せてもらってはいるのだが、今年の春に、小さな画廊で父が写真展を開いたらしいのだ。自分が開きたくて開いたわけではなくて、画廊の方に撮りためた写真を出して見ないかと声をかけられたらしい。父は山の写真や植物の写真などを趣味で沢山とっていて、私が子どもの頃は自宅の押入れの一つが暗室に改造されていたくらい凝っていたのだが^^; そういう沢山の写真の中から、海外旅行(もちろん、行き先は山ばっかりである。カナディアン・ロッキーとかニュージーランド、そしてスイス・オーストリア周辺には8回行ったのかな?最後の何回かは自分でコースを作って、旅行会社に提案してお友達何人かと出かけていたようだ)の写真を選んで展示したのだそうだ。父は楽しそうに、大きく引き伸ばされた写真を解説つきでみせてくれた。写真展を観に来てくださった方の芳名録などもいただいていて、「全員に写真つきのお礼状を出した」と、これまた自作の絵葉書をプリントアウトしたものを見せてくれた。一枚一枚違う写真を選んではがきの上半分に印刷してあって、下半分には毛筆のお礼が書いてある。父は書道が得意なので、このはがきも受け取った方は喜んでくれたのではないかしらと思う。それにしても、本当にマメだなぁ・・・と感心。ちらっと見せてくれた、写真展のパンフレットの最初のページのご挨拶というところには、父の言葉が書かれていたのだが「はじめてのスイスへの海外旅行は、ふたりの娘からのプレゼントでした・・・」と始まるそのご挨拶に、私と妹への愛情みたいなものを感じて涙ぐんでしまった。

今年の帰省は、両親に迷惑と心配をかけっぱなしの私だったけれど、もうちょっと親孝行しなくては・・・両親が着々と準備を進める「そのとき」に、後悔して泣くのは嫌だなぁ。まあ、絶対に後悔の涙はあると思うけれど、それでも、もうちょっと・・・

ところで・・・
私の田舎では、「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」と言われて、祖母などは夜に爪を切ることを非常に嫌っていたのだが、母親になった今、爪は普通に夜風呂上りに切ってしまう私である^^;;;
自分の爪は、夜切らないのだが、子どもの爪は風呂上りに切ってしまうのだ。風呂上りのほうが爪がやわらかくて切りやすいんだけど・・・w
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

【2008/08/30 22:00 】 | ひとりごと | コメント(4) | トラックバック(0) | page top↑
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コメント
亀さん こんにちは

実家が近いというのはうらやましいです。
私も、子どもがいなかったら、すぐに親元に戻れるのに・・・などと考えることがあります^^;
夜に爪を切ると・・・っていうのは、全国共通なのでしょうか。夜に口笛を吹いてはいけないというのも、言いますね。
【2008/09/02 07:52】 | URL | Minori #-[ 編集] | page top↑
なるほどね~・・・
だから元気がなかった?のね?汗

自分も、
親のめんどうを、
いつから見ないといけない・・
とか、
そろそろ考え始めている時期ですよ・・

まぁ、
実家が車で15分位のとこ

実家と同じ棟の号棟に妹が住んでいるので、
とりあえず、
なにかあれば、
直ぐに行けるし、
妹もいるしw

あと、
実家に行くと、
「結婚はどうするのか?」
と、
毎回言われるので、
「それを言うなら帰るからね!」
と、
脅していますがwww

>「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」
これは、
どこも一緒なのかね?

あと、
「夜に口笛を吹くと泥棒(蛇だったかな)がくるよ」

脅されていたなぁ・・・
【2008/09/01 15:15】 | URL | 亀 #FtYpOcc.[ 編集] | page top↑
らなさん こんにちは^^

あと3週間もあるとは羨ましい!
夜に爪を切ってはいけない理由っていうのは、自分が先に死ぬからだったのですか。昔の人の言うことって、迷信とばかりいえなくて、ちゃんと理にかなっていることも多いですね。暗いところで刃物を使うと危ないから、使わないように・・ということですね。ナルホド納得しました。
【2008/09/01 09:41】 | URL | Minori #-[ 編集] | page top↑
>>今年の夏休みも明日で終わり。
早いもんですね。時間が経つのがとても早いですよ。
大学なので私はまだ3週間程夏休みがあります。

>>ネガから印刷できるから
今はそんな機能まであるんですか。

>>、「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」
田舎に限らず聞きますね。
死に目に会えないのは自分が先に死んでしまうからみたいです。
照明や爪切りが未発達の頃に、暗い中で爪を切ると危ないからだとか。
【2008/08/31 04:00】 | URL | らな #-[ 編集] | page top↑
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